公立中学校向け 時数管理システム 製造・販売管理 ヘルパー管理システム システム事例集 組立業 部品加工業 組立業 部品加工業 その他 組立業 部品加工業 「目で見る」工程管理 会社の規模、業種、業態によって多少異なりますが、当社では基幹業務における　コンピュータの活用レベルを次の様に層別いたしております。活用レベル表を参考に下記の事例をお読みください。 ◆活用レベル表 当社はLevel １、２からLevel ３，３．５へステップアップされる会社様をご支援いたします。 ◆事例 １ 工程管理の段階導入 ＜Level ２→Level ３．５＞ 　　　　　　　　　　　【現状と問題点】 精密部品加工業の会社様で、当初、工程管理も行なう前提でコンピュータシステムを導入しました。しかし、工程表の精度が悪く、「現品票」を付けて回すに至りませんでした。その後システムを一部改造して「現品票」を付けて回わせる様になりました。その結果次の様な効果が出て来ました。 ●納期が明示されており、現場作業者の納期意識が高まり、納期遵守率が上がりました。 ●たまに来た部品に対し次工程がに対し明示されているので解り易くなりました。 しかしながら、本来の目的である工程管理をするにはそのソフトでは不十分でした。又、「現品票」は発行しっぱなしでデータは貯まる一方でした。 　　　　　　　　　　　　【改 善 点】 当社の「受発注/生産管理システム」を導入し、現在発行中の「現品票」を全て取込み、手書きの作業進度を当社で全て入力し、90％程度の仕掛状況まで作り出しました。しかしながら、同一部品で品番が２つも３つも有るものがかなり有りました。その為スタート前にExcelシートに出力、担当者に見直してもらう作業を何度か繰り返して稼働に漕ぎ着けました。 　　　　　　　　　　　　【効　　果】 稼働後1年位で工程中の精度も向上し、現在はコンピュータで仕掛中を確認出来る様になりました。さらに、工程中の棚卸が自動で出来る様に仕組みを改善しようとしています。 ◆事例 ２ 工程中棚卸方法の改善 ＜Level ３→Level ３．５＞ 　　　　　　　　　　　【現状と問題点】 プレス部品加工業の会社様で、当社の工程管理システムも軌道に乗り、工程中仕掛り精度も100％近い状況となりました。しかしながら、半期毎の工程中の棚卸は、「棚卸調査票」に手書で品番、工程NO、棚卸数を書き、Excelで原価も記入し集計していました。作業も大変で結果が出るのが翌月の20日頃となっていました。 　　　　　　　　　　　　【改 善 点】 コンピュータ上で把握している工順単位に、棚卸日の2日前に「棚卸調査票」を発行します。それを現品に添付しながら員数を確認します。「棚卸調査票」は半分がPC入力用となっており、それらを回収して棚卸集計とします。コンピュータへの入力は、あらかじめ印刷された数字と異なっている場合のみ入力します。集計された結果に各工程の加工単価を掛けて、仕掛工程までの棚卸金額を計算し、棚卸集計しました。 　　　　　　　　　　　　【効　　果】 今まで20日頃まで残業して掛かっていた作業が、定時作業で7日頃には完了する様になりました。また、棚卸点数は2000点位有りそれらの「棚卸調査票」に品番等を手書していたので、現場担当者もかなりの手間が省けました。